テニスというと、ラケットでボールを打つスポーツなので、
腕の力が重要だと思っている人がいますが、
それは間違いです。
確かに、腕の筋力も大切ですが、腕の筋力が無くても強力なボールを打つことはできます。
ということで、今回はそのへんを紹介していきます。
大事なのは足
個人的には、テニスで腕の筋力よりも大事なのは足の筋力だと思います。
一瞬でボールの方向を見極めて、ボールを打てる位置まで移動できるだけの瞬発力と筋力ももちろんですが、
ボールを打つ時にも足の力をうまくボールに伝えることが重要になります。
極端な話をすると、
ボールを打つ時の動作は、まずは、地面を蹴ることから始まります。
地面を蹴った力で腰が回転を始めて、
それに腕がついてくるというようなイメージです。
この足と腰と腕の連動がうまくできていれば、
腕の力なんて弱くても、強いボールは打てます。
この連動ができていると腕の力はいらない＝腕はリラックスした状態でボールを打てます。
そのため、腕はラケットコントロールに集中することができます。
腕がりきんでいる状態では、細かい調整ができません。
そのため、ボールコントロールが悪くなったり、簡単なミスが多くなります。
また、スイートスポットでボールを打つことができなければ、
ボールに伝わるパワーは半減してしまいます。
なので、腕はリラックスした状態で、スイートスポットでボールをとらえることだけに集中したほうがいいです。
パワーは足の筋力に任せたほうが効率的です。
ということで、テニスでは足の筋力トレーニングはとても重要なものなのです。
足の筋力トレーニング方法
足を鍛えるといってもいろいろな方法があります。
例えば、ランニングをするだけでも、足の筋トレになります。
ランニングをすることで筋持久力はつきますが、パワーはつきません。
テニスではもちろん持久力も大事ですが、
瞬間的なパワーも大事になります。
そのためには、やはりスクワットが効果的です。
スクワットの方法も徐々に負荷を強くするといいでしょう。
具体的には、重いものを持ってスクワットをするといいです。
ただ、無理なトレーニングは逆に体を壊すことになりかねないので、
不安な人はトレーニングジムなどで、トレーナーの指導のもと行ったほうがいいですよ。
